リキサンフロール（2012年生、母リキサンピュアティ）

リキサンフロール（2012年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋花（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時12歳）と交配したリキサンピュアティが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2六。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

5月2日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

6月27日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

9月5日、中7週で迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。18着に終わった。

10月24日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、エイシンラケシスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったハシルヨダッシュに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のジョイジョイを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2016年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったハシルヨダッシュに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月10日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったゼンノジェネラルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、姫神山賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

5月21日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた16戦目は、（祝）5周年!平泉世界遺産記念（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイエスダッシュに6馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンルバンシュに6馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

7月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビュレットライナーを半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた20戦目は、雫石牛フェア～夏の陣～賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（13戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月10日、中1週で迎えた21戦目は、唐梅館絵巻賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（14戦4勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた22戦目は、南部杯カウントダウン14（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（15戦4勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた23戦目は、湯川温泉きのこまつり賞（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（16戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた25戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、声援に感謝いわて国体いわて大会（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

12月5日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月30日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた27戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5歳（2017年）

1月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。