シックスプリンス（1990年生、母バンビファバー）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

12月5日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

12月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のランパールシチーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1993年）

10月2日、約10か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手（4戦1勝）。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた6戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の摺上特別（福島芝1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のセンゴクパパラに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月27日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の豊明特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4歳（1994年）

1月6日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下の新春賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた10戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。