オーミソナタ（2013年生、母ジャングルウィップ）

オーミソナタ（2013年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋奏鳴曲」。毛色は青鹿毛。種牡馬のビービーガルダン（当時9歳）と交配したジャングルウィップが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は山本和彦。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

12月12日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は422kg。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

3歳（2016年）

1月23日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3月12日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

5月12日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

6月27日、中6週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、ラフォンテロッソに交わされて3馬身差の2着となった。

9月16日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のヤマニンゲイナーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月26日、中0週で迎えた11戦目は、3歳戦の飯沼寛量理事長就任記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月21日、中5週で迎えた13戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のデルマタクミノカミをクビ差振り切って制した。

12月8日、中1週で迎えた14戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

4歳（2017年）

1月24日、中6週で迎えた15戦目は、牝馬限定の一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C17 20（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプラチナメモリーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中1週で迎えた18戦目は、OKB大垣共立銀行創立記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた19戦目は、春色特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた20戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C16 19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、葛島兄弟生誕29周年記念（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒロンスキーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で迎えた22戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、トライアルラウンド笠松第1戦（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた23戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた26戦目は、相奈まい生誕記念（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた28戦目は、祝ジーベイビー20周年記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクイニーアマンに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月31日、中1週で迎えた29戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた30戦目は、石川県デザイン展（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5歳（2018年）

3月26日、約4か月の休養明けで迎えた32戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、“ポッ”イントもらっちゃおう楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた33戦目は、すず塩田村揚浜市特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた34戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた35戦目は、お旅まつり特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた36戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、若葉まつり特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた37戦目は、相模原のモーさん金沢で思い出作り記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着を確保した。

6月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月21日、中6週で迎えた40戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR金沢第1戦（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。