ヒデノラブリー（1985年生、母グランドスラム）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

4月29日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光の如き末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウエイウエルスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウワハナミを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

7月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（函館芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラウンアイボリーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて2勝目を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた7戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下の江差特別（函館芝1800m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大沼ステークス（函館芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（6戦2勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4歳（1989年）

2月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（7戦2勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したディアドータを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

3月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（8戦2勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた11戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

6月24日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の藻岩山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（11戦2勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の仁山特別（函館芝1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着を確保した。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったベストカーンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下の精進湖特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したゼウススポートにクビ差届かず2着となった。

11月19日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上400万下の芦ノ湖特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（14戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5歳（1990年）

1月5日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のユアウエルカムをクビ差振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

2月4日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（16戦3勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（17戦3勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（18戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。