アイノアロウズ（2021年生、母ヴァンデグローブ）

Aino Arrows

2021.03.02

アイノアロウズ（2021年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時10歳）と交配したヴァンデグローブが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上 欽哉。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、会田浩史によって220万円で落札された。

佐藤雅彦厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2023年）

8月13日、デビュー戦は高松亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は441kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた2戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月30日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

3歳（2024年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のがんばれ!山形県の酪農応援賞（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた8戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。