ブレーナード（2017年生、母ファーゴ）

Brainerd

2017.04.03

ブレーナード（2017年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アメリカ、ミネソタ州の地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時9歳）と交配したファーゴが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス(1勝クラス)。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月27日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3歳（2020年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でF.ミナリク騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月12日、中9週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のザフーンに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

6月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のエドノフェリーチェをクビ差振り切って勝利をモノにする

9月26日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの九十九里特別（中山芝2500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

12月6日、中9週で迎えた7戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山芝2500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

4歳（2021年）

1月17日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山武史騎手（3戦2勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月21日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月16日、中7週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。