リリーソルジャー（1999年生、母マウントソブリン）

リリーソルジャー（1999年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋戦士」。毛色は栗毛。種牡馬のライブリーワン（当時14歳）と交配したマウントソブリンが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、カネツ牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

4月28日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月8日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

8月17日、中9週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

9月21日、中2週で馬体重を前走から30kg絞って迎えた6戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた7戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた10戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

4歳（2003年）

2月1日、中4週で迎えた11戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

2月15日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月1日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベルグプリズムを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3月15日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で新原健伸騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホメロスを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月13日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で新原健伸騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリムゾンローズに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で新原健伸騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るオーミキコウシを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

5月10日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で新原健伸騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベルグプリズムを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で新原健伸騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で新原健伸騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月25日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で新原健伸騎手（13戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で新原健伸騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で新原健伸騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で新原健伸騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた28戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

5歳（2004年）

1月12日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（17戦2勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。