ミサキ（2013年生、母ワイキューブ）

ミサキ（2013年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時6歳）と交配したワイキューブが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月7日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。17頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、6着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3歳（2016年）

4月16日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

7月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

10月30日、中7週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず3着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したクリノヴェルサイユを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月24日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレスプランドールを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2017年）

1月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャンベルアーリーに約10馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

1月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた15戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイユニコーンに半馬身届かず2着となった。

4月10日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（10戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月21日、連闘で迎えた22戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。