スターシンタオ（1993年生、母カジュアルプレジャー）

スターシンタオ（1993年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンスオブライフ（当時10歳）と交配したカジュアルプレジャーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

2月3日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた7戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

6月30日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメロディータイムに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の笹山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

8月18日、中2週で迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、カルカネットに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月8日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の富里特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

10月12日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の燕特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

11月2日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り小雨/不良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた18戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

4歳（1997年）

4月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（11戦1勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の笹山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（12戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月10日、中1週で迎えた25戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

10月5日、中7週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。