プリンセスカット（2001年生、母ブリリアントカット）

プリンセスカット（2001年3月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ダイヤモンドのカットの手法　輝きを最大限に活かせる」。毛色は栗毛。種牡馬のトニービン（当時18歳）と交配したブリリアントカットが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

6月5日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では決め手に欠いて17着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月7日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた4戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。