スパークルレディー（2006年生、母アジュディケーター）

スパークルレディー（2006年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「煌く貴婦人」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時21歳）と交配したアジュディケーターが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は（株）関兵牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

5月9日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

6月13日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三室山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月25日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったテンノボリに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中3週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた7戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4歳（2010年）

2月19日、中8週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、幸手菜の花賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二13十四（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったビッグマグナムに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中2週で迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のタケデンオーをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したバレンボイムにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

5歳（2011年）

1月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。