ナイトフラワー（2012年生、母Night of Magic）

ナイトフラワー（2012年2月17日）は、アイルランドで生まれた競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のDylan Thomas（当時9歳）と交配したNight of Magicが7歳のときに産んだ仔が本馬である。2016年のベルリン大賞(独・G1)で2着に入った他、2015年、2016年とバーデン大賞(独・G1)で2回2着に入る活躍をした。その他にもG1級競走2勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（2014年）

10月12日、A.シュタルケ騎手を鞍上に据えて、3頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったPalangから3/4馬身差の2着と苦杯を喫した。

3歳（2015年）

4月2日、鞍上は2戦連続でA.シュタルケ騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったLittle Nightingaleから4馬身差の2着に敗北した。

4月27日、鞍上は3戦連続でA.シュタルケ騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったDesiree Claryから1馬身半差の2着となった。

5月24日、牝馬限定3歳G2のディアナトライアル（ドイツ・ホッペガルテン芝2000m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でA.シュタルケ騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のArlesに2馬身半の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

6月14日、牝馬限定3歳G1のディアヌ賞（フランス・シャンティイ芝2100m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続でA.シュタルケ騎手（4戦1勝）。17頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月2日、牝馬限定3歳G1のディアナ賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2200m）に出走。鞍上は6戦連続でA.シュタルケ騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったTurfdonnaから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月6日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は7戦連続でA.シュタルケ騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったPrince Gibraltarから1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月27日、鞍上は8戦連続でA.シュタルケ騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のSiriusに2馬身の差をつけてG1ホースの称号を獲得した。

11月29日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続でA.シュタルケ騎手（8戦2勝）。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

4歳（2016年）

5月29日、G2のバーディシェン経済大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2200m）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月2日、牝馬限定G2のランカシャーオークス（イギリス・ヘイドック芝2373m）に出走。6頭立ての2番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、G1のベルリン大賞（ドイツ・ホッペガルテン芝2400m）に出走。鞍上はA.シュタルケ騎手（9戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったProtectionistから2馬身半差の2着に敗れた。

9月4日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でA.シュタルケ騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイキートスから2馬身3/4差の2着に敗北した。

9月25日、鞍上は3戦連続でA.シュタルケ騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のRed Cardinalに3/4馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルを手にした。

11月27日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続でA.シュタルケ騎手（12戦3勝）。17頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。