クラウンジャミール(2015年生、母ジャミーラ)

Crown Jamil

2015.05.03

クラウンジャミール(2015年5月3日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のバゴ(当時14歳)と交配したジャミーラが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中島牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C2 44。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、MAXトレーニングファームによって810万円で落札された。2歳のとき、中島牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、矢野まり子によって1,738.8万円で落札された。

天間昭一厩舎(美浦)へ入厩。

3歳(2018年)

1月28日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬東京芝1800m 曇/良)に出走。馬体重は444kg。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず13着に終わった。

4月7日、中9週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利中山芝2000m 曇/良)に出走。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では決め手が足りず15着に終わった。

10月14日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下新潟芝2000m 外回り 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

11月17日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 32佐賀ダート900m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレッチャロードを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

12月1日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 44佐賀ダート1300m 曇/良)に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホウオウユーミンに約13馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳(2019年)

2月3日、中8週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた6戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下東京芝1800m 晴/良)に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

3月17日、中5週で迎えた7戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下中京芝1600m 曇/良)に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

5月19日、中8週で迎えた8戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下新潟芝1600m 外回り 晴/良)に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

9月14日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの古作特別中山芝1600m 外回り 曇/良)に出走。鞍上は武藤雅騎手(1戦0勝)。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

10月27日、中5週で迎えた10戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利新潟障害芝2850m 外→内 曇/稍重)に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利福島障害芝2750m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手(1戦0勝)。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳(2020年)

1月6日、中7週で迎えた12戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利京都障害芝2910m 晴/良)に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利京都障害芝2910m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手(1戦0勝)。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。