グレースオブメリー（2002年生、母ロマンストウショウ）

グレースオブメリー（2002年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「上品な＋女性名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアマジックマン（当時10歳）と交配したロマンストウショウが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は江本嘉昭。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の新馬チャレンジ（15）。

経歴

デビュー前

1歳のとき、江本嘉昭から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

松原義夫厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2004年）

11月25日、デビュー戦は浜口楠彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（15）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホープフルハニーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月27日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

3歳（2005年）

1月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたキヌガサマーベラス決め手に屈してクビ差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜口楠彦騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で浜口楠彦騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で浜口楠彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で浜口楠彦騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で浜口楠彦騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月22日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の夏至特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で浜口楠彦騎手（10戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた12戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のJA岐阜南杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の金の弩標特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。