セフティーヒカリ（1998年生、母スカッドレディ）

セフティーヒカリ（1998年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時15歳）と交配したスカッドレディが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地33戦2勝2着4回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月25日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシャイニングハートをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

3月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は内田浩一騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた5戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、アグネスパートナーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

1月26日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタヤスタモツに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内田浩一騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた15戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したタイノーブルレディを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3月30日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下の白鷺特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の白川特別（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったタニノエタニティにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

6月16日、中7週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の生田特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたミスマース決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

6歳（2004年）

1月25日、約19か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（8戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月17日、中6週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、春蘭特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた22戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4月18日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上500万下の桜木特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（9戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

5月25日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた24戦目は、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた25戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

6月27日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（11戦1勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月10日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下のタイランドカップ（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（14戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（15戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

9月4日、連闘で迎えた31戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の若戸特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7歳（2005年）

5月22日、約8か月半の休養明けで迎えた32戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（16戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた35戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。