センノアラシ（1994年生、母アスコットビーナス）

センノアラシ（1994年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニチドウアラシ（当時18歳）と交配したアスコットビーナスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中原牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の一般C2イ。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

2月22日、デビュー戦は岡冨俊一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月13日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月25日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

8月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月21日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳C3（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月28日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C2ハ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニッキーに約14馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1998年）

4月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサントリバティから2馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C4（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3ハ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のサーベルタイガーに4馬身の差をつけて2勝目を収める

6月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサーベルタイガーに7馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月11日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。