ビゼンタイヨウ（1994年生、母バニラエッセンス）

経歴

デビュー前

2歳（1996年）

6月16日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のリズミカルノートを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳500万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

3歳（1997年）

1月6日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。

2月9日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた6戦目は、4歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

8月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。17頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

4歳（1998年）

4月11日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた11戦目は、マルチカップ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で蛯沢誠治騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月21日、中0週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で蛯沢誠治騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で蛯沢誠治騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、リーサルウェポンに半馬身交わされて2着となった。

8月2日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で蛯沢誠治騎手（10戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月4日、中8週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の小野川湖特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で蛯沢誠治騎手（11戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた16戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたリュウファースト決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

11月29日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（13戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。