エヌエヌダッシュ（1997年生、母ネツプスダンサー）

N.N.Dash

1997.02.23

エヌエヌダッシュ（1997年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時11歳）と交配したネツプスダンサーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木 明広。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、八木常郎から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、主取によって円で落札された。

菅原秀雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

7月9日、デビュー戦は佐宗応和騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は493kg。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた2戦目は、郷間隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に終わった。

10月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐宗応和騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグリーンカントリーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月25日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の山茶花特別（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐宗応和騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、矢吹誠騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は佐宗応和騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の松竹梅特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は郷間隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。