ハーベストピーチ（2004年生、母シゲノヴィクトリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷部牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、長谷部牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって157.5万円で落札された。

赤間亨厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2006年）

7月2日、デビュー戦は熊木良介騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のンタレス特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハマノオウジに約17馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセスカップ（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホワイトベビーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で熊木良介騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

3歳（2007年）

4月15日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヌガサパールに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

5月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルーアロハに交わされて3馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラフブキオーに5馬身の差をつけて順当に勝利した。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の白百合賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた15戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンナ賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月1日、中7週で迎えた16戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A2（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月29日、中1週で迎えた18戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2008年）

4月7日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、春蘭特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた20戦目は、花梨特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、れんげそう特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた22戦目は、一般B4-2（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず最後はコスモグラディウスと並んで4着同着となった。

5月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4-2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るツルギロンドを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目をつかんだ。

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた25戦目は、浅野靖典記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた26戦目は、城隆文&真弓結婚記念賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた27戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた28戦目は、頑張れ金沢競馬騎手杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた29戦目は、みせばや特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグローリアスイモンを3/4馬身振り切って6勝目を挙げた。

10月14日、中1週で迎えた30戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のストロングビートをクビ差振り切って制した。

11月2日、中2週で迎えた31戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。