カネトシメティス（2011年生、母カネトシリベルテ）

カネトシメティス（2011年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋知恵の女神（ギリシャ神話）」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時19歳）と交配したカネトシリベルテが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C4-5。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

8月11日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。17頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて7着に沈んだ。

9月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3歳（2014年）

4月26日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では脚を伸ばせず17着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた5戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったゴールドアスールに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、新冠湖賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のベルモントタイムに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた10戦目は、フォルツァ☆SAPPORO賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、ミニトマト「太陽の瞳」賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた12戦目は、浦河町うらら湖賞（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で亀井洋司騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた13戦目は、空知フェア賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で亀井洋司騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で亀井洋司騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4歳（2015年）

4月29日、約7か月の休養明けで迎えた15戦目は、親子岩賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で亀井洋司騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で亀井洋司騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、新冠町判官館森林公園賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で亀井洋司騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキャロットを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で亀井洋司騎手（13戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で亀井洋司騎手（14戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したカルミアにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で亀井洋司騎手（15戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で亀井洋司騎手（16戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。