ナムラストリーク（2008年生、母ナムラユウユウ）

ナムラストリーク（2008年2月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋電光石火」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時13歳）と交配したナムラユウユウが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は八田ファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回、地方20戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

10月23日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

12月18日、中7週で迎えた2戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月26日、連闘で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

3歳（2011年）

1月16日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、シグナルストーンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月13日、中3週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

3月6日、中2週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のセクシイスイートに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月23日、中6週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

6月25日、中8週で迎えた8戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ユメノキズナに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

8月21日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

10月30日、中9週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

12月17日、中6週で迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

4歳（2012年）

3月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、朧月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた14戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、花まつり特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

4月26日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、ハンデ戦の春紫苑特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

5月2日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた16戦目は、サンケイスポーツ盃（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、青嵐特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のエメラルド特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた19戦目は、パール特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で折笠豊和騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた21戦目は、平塚市特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で折笠豊和騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、夏祭特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で折笠豊和騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた23戦目は、スターライト特別（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で折笠豊和騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

8月3日、中0週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の夏休み特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で折笠豊和騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた25戦目は、保土ヶ谷宿特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で折笠豊和騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた26戦目は、菊屋今川焼賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた27戦目は、ハンデ戦の爽秋特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ミサトサウスにクビ差交わされて2着となった。

10月4日、中2週で迎えた28戦目は、南関東地方競馬チャンネル賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（10戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた29戦目は、秋陽特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で折笠豊和騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた30戦目は、一茶特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5歳（2013年）

4月5日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた32戦目は、大涌谷特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（12戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。