セキサンキセキ（2008年生、母セキサンシラオキ）

セキサンキセキ（2008年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したセキサンシラオキが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島政信。戦績は、中央平地12戦1勝。2010年のフェニックス賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

6月26日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 雨/重）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のコウエイキングに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2011年）

3月5日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下の芝桜賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2012年）

2月5日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた12戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。