タガノロマリア（2011年生、母タガノピアース）

タガノロマリア（2011年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋巡礼（ポルトガル語）」。毛色は栗毛。種牡馬のコンデュイット（当時6歳）と交配したタガノピアースが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠タガノファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

6月15日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた5戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月10日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3歳（2014年）

1月12日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

2月22日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月16日、中7週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。