シンビューティ（1993年生、母シンハレルヤ）

Shin Beauty

1993.04.04

シンビューティ（1993年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のメジロデュレン（当時10歳）と交配したシンハレルヤが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高畑 一男。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

3月23日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は412kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月27日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったヤマヒサキャロルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた5戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

9月22日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のウンリュークロスをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月23日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。