ケイアイリズム（1995年生、母Maria Roberta）

Keiai Rhythm

1995.04.02

ケイアイリズム（1995年4月2日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCaerleon（当時15歳）と交配したMaria Robertaが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月29日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 雨/重）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（1998年）

2月28日、中9週で迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた4戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

4月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったウイッシュバンダムにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月7日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月28日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキングチェアマンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の上総特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

4歳（1999年）

3月27日、約6か月の休養明けで迎えた9戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では見せ場を作れず18着に終わった。