カワカミリバティー（2009年生、母ライジングフラッグ）

カワカミリバティー（2009年3月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋自由。父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時9歳）と交配したライジングフラッグが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石川上牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

8月6日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って17着に終わった。

3歳（2012年）

4月14日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

6月16日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

8月5日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。