ミヤビハイジア（2021年生、母ミヤビグレイス）

ミヤビハイジア（2021年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ギリシャ神話の健康の女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のNew Year's Day（当時10歳）と交配したミヤビグレイスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内白井牧場。主な勝ち鞍は2024年のばんえい十勝in笠松開催記念。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月14日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3歳（2024年）

1月7日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月21日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ギフテッドリーダーに半馬身交わされて2着となった。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のばんえい十勝in笠松開催記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゴールウェイガールをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の友貴と亜望ちゃん結婚記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、レッツゴーヒカリに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月23日、中3週で迎えた9戦目は、つる座賞（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ギフテッドリーダーに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C9 C1-2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のグランパリッシュを半馬身振り切って勝利をモノにする

4歳（2025年）

1月1日、中7週で迎えた11戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、お年玉賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた12戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコイスルシイナを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。

3月6日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月14日、連闘で迎えた14戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、千葉の酪農応援賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったタイセイマーシャルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。