アグネスメープル（2008年生、母アグネスミネルバ）

Agnes Maple

2008.01.28

アグネスメープル（2008年1月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋楓の葉」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時10歳）と交配したアグネスミネルバが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2011年のJA岩手ふるさとモーちゃん杯(一般C2十三)。

経歴

デビュー前

8歳のとき、社台ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、スリーセブンオーナーズによって216万円で落札された。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

9月4日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

11月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゼルコバスピリットに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、JA岩手ふるさとモーちゃん杯（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノエクシードに9馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月26日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。