アグネスショウグン（1990年生、母ハイケツト）

Agnes Shogun

1990.06.04

アグネスショウグン（1990年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のミルグロリー（当時8歳）と交配したハイケツトが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は平野 克智。戦績は、中央平地13戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

2月27日、デビュー戦は安藤賢一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったトーワウィナーにねじ伏せられて7馬身差の2着となった。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のコウエイトライを半馬身振り切って初白星を挙げた。

5月30日、中9週で迎えた3戦目は、4歳500万下のこでまり賞（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で安藤賢一騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤賢一騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4歳（1994年）

10月1日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤賢一騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤賢一騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったテキサスシーザーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤賢一騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤賢一騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

5歳（1995年）

1月15日、中6週で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クレセントパワーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ブレイジングレッドに半馬身交わされて2着となった。

3月4日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキタシバオーガンに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月7日、中8週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のペニーブリッジをハナ差振り切って3勝目を収める

7月9日、中8週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の三河特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に敗れた。