ピンクマクフィー（2019年生、母シュンドルボン）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

8月7日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。17頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

9月18日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のプルサティーラを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月21日、中8週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスの赤松賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスのつわぶき賞（中京芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したコムストックロードにアタマ差届かず2着となった。

3歳（2022年）

1月10日、中3週で迎えた5戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したエテルナメンテを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月1日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラスのメルボルントロフィー（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したトーホウディアスにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井瑠星騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたルージュスティリア決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井瑠星騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヴェールクレールに2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

4歳（2023年）

9月30日、約12か月の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井瑠星騎手（5戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

10月28日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

12月2日、中4週で迎えた13戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリトスを上がり4位タイの末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

5歳（2024年）

1月28日、中7週で迎えた14戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの巌流島ステークス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたヤクシマ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中3週で迎えた15戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの下関ステークス（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。17頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

4月6日、中5週で迎えた16戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの船橋ステークス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

6月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、3歳以上3勝クラスのバーデンバーデンカップ（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

9月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの志摩ステークス（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月3日、中5週で迎えた19戦目は、3歳以上3勝クラスの醍醐ステークス（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。