ネイキッド（2020年生、母タキオンレディー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、前田晋二によって1,331万円で落札された。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

7月9日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したタマモブラックタイにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月7日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したサイモンオリーブを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月15日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタガノアレハンドラに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

3歳（2023年）

3月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

8月20日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

9月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月21日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。

2023年10月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。