エンタルピー（2002年生、母アキクサ）

エンタルピー（2002年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「示量性状態量の一つを意味する物理学用語」。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時10歳）と交配したアキクサが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月23日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

4月24日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月16日、中5週で迎えた5戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキサファリから7馬身差の2着に敗北した。

10月29日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた8戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。