ダブルブッキング（1992年生、母アイゲンミッテル）

ダブルブッキング（1992年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアロングオール（当時6歳）と交配したアイゲンミッテルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

1月7日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、フサイチビクトリーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

1月16日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたタイスリラー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3月19日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、最後はクスノメガミと並んで3着同着となった。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったナルシルバーワンにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中2週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、逃げるハードカバーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田島信行騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアストロダイシンをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。