アーリントンロウ（2022年生、母ユメノトキメキ）

Arlington Row

2022.03.10

アーリントンロウ（2022年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「石造りのコテージが並ぶ文化遺産の風景。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のタワーオブロンドン（当時7歳）と交配したユメノトキメキが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は登別上水牧場。2024年の小倉2歳ステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、登別上水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

松下武士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月22日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したラプラーニュにクビ差届かず2着となった。

7月28日、中4週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のネーヴェフレスカに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月1日、中4週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（中京芝1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。