アマゾニカ（2016年生、母サマーファインデイ）

アマゾニカ（2016年6月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花名ユーチャリス(語源はギリシャ語で良い、引きつける)の代表原種」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時18歳）と交配したサマーファインデイが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山野牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって108万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

12月28日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2019年）

2月23日、中7週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったクイーンズテイストに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた5戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7月20日、中5週で迎えた8戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた9戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したマイサンシャインを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月1日、連闘で迎えた11戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

4歳（2020年）

1月12日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

2月8日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた14戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。鞍上は伴啓太騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月5日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伴啓太騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伴啓太騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた19戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

2020年12月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。