ナムラエキスプレス（1999年生、母バーハレン）

ナムラエキスプレス（1999年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時6歳）と交配したバーハレンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤和明。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害11戦1勝、地方5戦1勝。2003年の小倉サマージャンプ(ハンデJG3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月5日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

1月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月7日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月31日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリゲル特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

8月28日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦のマゼラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のメイプルゲッターに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

1月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、名古屋チャレンジカップヴィーナス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月26日、中0週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は本田優騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた12戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエルウェープリンスに3馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

4月26日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6月7日、中5週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 曇/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

6月21日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で黒岩悠騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月27日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で黒岩悠騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 雨/重）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で黒岩悠騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた19戦目は、豊国ジャンプステークス（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で黒岩悠騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2004年）

2月10日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、名古屋チャレンジカップヴィーナス賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月13日、中4週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた21戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月30日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた22戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に57kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。