マリアベール（2010年生、母ハナコスマイル）

マリアベール（2010年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ベールの形状の一つ」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時21歳）と交配したハナコスマイルが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、平野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、平野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、島田久によって1,060.5万円で落札された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

5月26日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

7月7日、中5週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月15日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず15着に終わった。

10月27日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C4七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月8日、中5週で迎えた6戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C4七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4歳（2014年）

1月14日、中2週で迎えた8戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。