テイエムカミカゼ（2008年生、母テイエムキララ）

テイエムカミカゼ（2008年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋神風」。毛色は栗毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時19歳）と交配したテイエムキララが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月5日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2011年）

2月5日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

8月7日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた5戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2012年）

2月5日、中6週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤテンクウから3馬身差の2着となった。

3月11日、中4週で迎えた8戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月22日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルブラックに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2013年）

4月21日、約6か月半の休養明けで迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。