ジュールドトネール（2010年生、母アーマイン）

ジュールドトネール（2010年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「雷鳴の日（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時8歳）と交配したアーマインが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、中央障害18戦1勝2着2回、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は2017年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

7月6日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート2400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったペプチドウインドに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート2400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2014年）

1月31日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、雪晴賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウルフを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

2月7日、連闘で迎えた5戦目は、雪解賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホウライセールに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月24日、中1週で迎えた6戦目は、トサミズキ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月28日、中4週で迎えた7戦目は、母子草賞（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミスズブライアンズをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

5歳（2015年）

1月24日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた10戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

4月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上500万下（福島ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月26日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月3日、中9週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

12月13日、中9週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（2016年）

4月9日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺祐太騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺祐太騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野寺祐太騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中9週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で小野寺祐太騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野寺祐太騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（2017年）

1月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月18日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

5月13日、中7週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマックスドリームから2馬身差の2着となった。

7月8日、中7週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺祐太騎手（11戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺祐太騎手（12戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサノハヤテから2馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野寺祐太騎手（13戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキャプテンロブロイに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8歳（2018年）

1月8日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 小雨）に出走。鞍上は7戦連続で小野寺祐太騎手（14戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月17日、中9週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた28戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月19日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた29戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/重）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（15戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。