フトー（1984年生、母ヒカリマンナ）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

2月8日、デビュー戦は津曲浩二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で津曲浩二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

4月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。

4月26日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は津曲浩二騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエゾカツに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下のスイートピー賞（東京芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

4歳（1988年）

4月2日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、森勝義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた8戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアズマキングダムに1馬身3/4の差をつけて2勝目をゲットした。

6月12日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は津曲浩二騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津曲浩二騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津曲浩二騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月18日、中7週で迎えた13戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の鳥海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の雄国沼特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のサクラホープを半馬身振り切って制した。

11月5日、中4週で迎えた15戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のみちのく特別（福島芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のサンリマンドに1馬身1/4の差をつけて4勝目を獲得した。

12月4日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジュネーブシンボリに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5歳（1989年）

1月5日、中4週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は津曲浩二騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。