アーサーズウェイン（2022年生、母アステュート）

Arthur's Wain

2022.05.20

アーサーズウェイン（2022年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「おおぐま座」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時11歳）と交配したアステュートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬 正。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

高橋一哉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月8日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月17日、中9週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、6着に入り込んだ。

3歳（2025年）

2月9日、中9週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のナンナンプーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月2日、中2週で迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入った。

4月26日、中7週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月4日、中7週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1200m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で小沢大仁騎手（4戦1勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

11月15日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小沢大仁騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。