スナイプトウショウ（2017年生、母シータトウショウ）

スナイプトウショウ（2017年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「狙撃する＋冠名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時10歳）と交配したシータトウショウが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本春雄。主な勝ち鞍は2020年の3歳B8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本春雄から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月22日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

3歳（2020年）

4月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

6月13日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた5戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月25日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルザロイヤルに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月1日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、内田健介出生杯!（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったリチェルカータを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のディープウォーリアをクビ差振り切って1番人気に応えた。