ミネルヴァクィーン（2008年生、母チッキーズディスコ）

ミネルヴァクィーン（2008年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「古代ギリシャ神話の知恵の女神＋女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時12歳）と交配したチッキーズディスコが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は水上習孝。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、水上牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、西村憲人によって787.5万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月26日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

3歳（2011年）

5月7日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた3戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた4戦目は、3歳戦の宏市さん誕生日記念（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモギャンビットにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

7月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の祐子29、陽子33の夏記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月11日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。