コパノミライ（2013年生、母パッサリン）

コパノミライ（2013年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋未来」。毛色は鹿毛。種牡馬のカンパニー（当時12歳）と交配したパッサリンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地4戦0勝、地方26戦3勝2着1回。2016年の夏至賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村和夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小林祐介によって162万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

4月29日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプロダンサーに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

5月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノパンジーを途轍もない末脚でアタマ差だけ差し切って断然人気に応えた。

6月25日、中3週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ4（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（3戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（4戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた7戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月11日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた9戦目は、2歳500万下の百日草特別（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた10戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3歳（2016年）

2月5日、中9週で迎えた11戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の梅桜賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた13戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

5月5日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、3歳A（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた17戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の虹の松原特選（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の夏至賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳戦の波戸岬特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた21戦目は、3歳戦の七ツ釜特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したスターストリームを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のバルーン特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた23戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコスモプルートを3/4馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

10月18日、中2週で迎えた24戦目は、一般社団法人長野県畜産会長賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四五（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた28戦目は、彩の国優良ブランド品特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4歳（2017年）

1月9日、中2週で迎えた29戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。