ウインエトワール（2004年生、母シンコウノビー）

ウインエトワール（2004年2月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋星（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時12歳）と交配したシンコウノビーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）シンコーファーム。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額3,200万円（8万×400口）で一口馬主が募集された。

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月16日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた2戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

3歳（2007年）

2月18日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

4月15日、中7週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

7月28日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に敗れた。

9月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。