ヤマニンビアンカ（2003年生、母ヤマニングロッシー）

ヤマニンビアンカ（2003年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋白（伊）」。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時16歳）と交配したヤマニングロッシーが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田光夫。戦績は、中央平地9戦0勝、地方8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

9月19日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

3歳（2006年）

2月22日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦の梅見賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月11日、中1週で迎えた6戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月9日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメガロパレスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月21日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月5日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で酒井学騎手（10戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

9月16日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月22日、中4週で迎えた14戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた17戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、リヴェール（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。