グローリーマックス（1999年生、母ダンアイリス）

グローリーマックス（1999年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時12歳）と交配したダンアイリスが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、地方28戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の江東区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

長沼正義厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2002年）

1月11日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は521kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

1月24日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月12日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るダミアーノを豪脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

4月23日、中6週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた6戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなげし特別（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた9戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトサノガーネットに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

8月9日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の月見草特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったアイノペンタイアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月24日、中6週で迎えた11戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1九十（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1十（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた17戦目は、渋谷区特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は的場直之騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた18戦目は、鴬特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

8月26日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた19戦目は、一般C2四五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月5日、中0週で迎えた20戦目は、千代田区特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2三四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月8日、中0週で迎えた22戦目は、神楽坂特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（11戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた23戦目は、湯島特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（12戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた24戦目は、浅草特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場直之騎手（13戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた25戦目は、向島特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったランボーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中4週で迎えた26戦目は、江東区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトートシューターズに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5歳（2004年）

1月19日、中2週で迎えた27戦目は、品川区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

3月1日、中5週で迎えた28戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。