ロトマティーニ（2008年生、母ロトピジョン）

ロトマティーニ（2008年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名よりイメージして」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時9歳）と交配したロトピジョンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は桑原牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の一般C16。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月11日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は410kg。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3歳（2011年）

1月16日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

2月26日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったシゲルシュカンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったガイシウイッショクに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナオニアイシテから半馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノワンチャンスから1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイハチアピールに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた11戦目は、まこちんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノエリザベスからクビ差の2着に甘んじた。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた13戦目は、仲秋特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた14戦目は、ヒビキさんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた15戦目は、葉室篤沖縄移住6周年記念（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた16戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた17戦目は、祝松任谷正隆還暦記念杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた18戦目は、荒尾大好きで賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮平鷹志騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2012年）

1月3日、中4週で迎えた19戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

11月17日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた21戦目は、3歳以上C2 43（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。