シンラバンショウ（2012年生、母ミスティフォレスト）

Shinra Bansho

2012.01.19

シンラバンショウ（2012年1月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「森羅万象。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時23歳）と交配したミスティフォレストが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月16日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のシンボリゴッホを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2015年）

2月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。17頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

9月27日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月15日、中6週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4歳（2016年）

1月24日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2017年）

3月11日、約10か月半の休養明けで迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って16着に終わった。

4月30日、中6週で迎えた9戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。13着に敗れた。

8月20日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月22日、中8週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（2018年）

1月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。