シーエンプレス（2005年生、母ディラローシェ）

Sea Empress

2005.02.16

シーエンプレス（2005年2月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「海の女帝」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時12歳）と交配したディラローシェが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

4月26日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月28日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダイワスピリットに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

7月19日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したスズカゲイルを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。